【将棋漫画】『ひらけ駒!』を読んだのでレビュー

漫画・アニメ

こんにちは!ゴリラです。

今日はモーニングで2011年~2013年に連載されていた、南Q太さんの将棋漫画、

『ひらけ駒!』を読んだのでそのレビューをしたいと思います。

キャッチコピーは「読むと元気に、成る」。

将棋をテーマに、母と子の日常を描いた心温まる物語。作中には、実在のプロ棋士も多く登場する。 将棋に熱中する子どもを見守る母の視線を中心に、将棋の世界と親子のやり取りをひたすら静かに描く、数ある将棋漫画の中でも異彩を放つ作品である。

連載することになった経緯について作者は、長男(当時小4)の将棋熱にあてられて自分も将棋界に興味を持ち始め、だんだんその面白さや奥深さを知るにつれて”実際に将棋を指してみたい” “将棋漫画を描きたい”という思いが強くなっていったと語る。息子との将棋にまつわる様々なエピソードは作中にも活かされている。

ひらけ駒! – Wikipedia

というように将棋にハマった小学生の男の子、宝君と、そのお母さんの物語です。

お母さん目線で描かれていて、終始ほのぼのした雰囲気が素晴らしい作品でした。

作者の南Q太さんは男性なのかなと最初は思っていたのですが、どうやら女性、

それも宝君のような将棋が好きな小学生の男の子を子供に持つお母さんのようですね。

で、この漫画、昔モーニングで連載してたときに読んでたんですよね。

当時からいい漫画だなぁと思ってました。

雰囲気がすごい良いんですよね。

ひたむきに将棋に打ち込む宝君と、宝君を見守るお母さん。

二人は将棋連盟やいろんな将棋道場に行くのですが、将棋という世界に打ち込む子供たちと

その親たちがいろんなドラマをもって描かれています。

親目線で描かれているのと、自分が親でもおかしくない歳だからか、やけにハマりました。

モーニングの雑誌を定期購読していたわけではなかったので、当時の記憶は

読んだり読まなかったり、うろ覚え。

でも、良い漫画だったなぁという記憶はあり、完結しただろう頃合いを

見計らってまとめ読みした次第です。

あらためて読んでみて、やはりいい漫画だなぁという印象。

メキメキ実力を伸ばす宝君の成長と、見守るお母さんの目線が観ていて凄い面白い。

将棋漫画は『ハチワンダイバー』しか読んだことがなかったのですが、

正直ハチワンより好きかもしれない。

この『ひらけ駒!』って漫画はどのエピソードから読んでも、

何巻から読み始めても面白く読める漫画ですね。

1話独立じゃないんだけど、なんかどこからでも読める。

だから昔モーニングで読んでたときに惹かれたのかなと思いました。

たぶん僕みたいな『ひらけ駒!』のファン、多いんじゃないだろうか。

『ひらけ駒!』は完結しているのか?(既刊8巻、続編2巻)

さて、『ひらけ駒!』は完結してるんですが、最終巻の8巻の終わりにはこうあります。

「また9巻でお会いできたらうれしいです。」

ですが実際は8巻で連載休止、そのまま完結のような形になっています。その代わりというか、

『ひらけ駒!』には続編の『ひらけ駒!return』(全2巻)があるんですよね。

この『ひらけ駒!return』は続編ではあるものの、主人公宝君が将棋にハマる前日譚と、

成長して中学生になった後日譚が描かれています。

9巻といった位置づけではなかったみたいですが、宝君の成長が見られて嬉しかったです。

なぜ休載?

ではそもそもなぜ休載になってしまったのかということなんですが、

これには噂が色々とあるようです。

なんでも作中にでてくる日本女子プロ将棋協会(LPSA)と日本将棋連盟との

間でイザコザがあったらしく、連盟への取材などができなくなったのではという噂や、

『ひらけ駒!』の作者南Q太さんが通う将棋教室の先生、天野貴元先生が奨励会を3段で

退会したことと、ステージ4の舌癌発覚といった病気のため、将棋を続けられなくなった

といったことも一因だったのではないかと噂されているようです。

実際、天野貴元先生はこのご病気がもとで2015年に亡くなられています。

天野貴元先生が『ひらけ駒!』の監修をされていたのではないかとも噂されていて、

南先生も漫画を描き続けられる環境が無くなっていったのかもしれません。

とこれまですべて噂レベルのことなので、そうなのかもしれないな、くらいで

留めておいてください。

『ひらけ駒!return』のあとがきで、南先生が初めての週刊連載だったため疲れてしまった

というようなことも書かれていました。

いずれにせよ、大変な時期を経て満足に続編を書ける状態ではなかったのだと推察されます。

残念ですね…。

ですがこの漫画を世に出してくれたこと、8巻まで書いてくれたこと、ちゃんと後日譚を

書いてくれたことを感謝したいと思います。

そしてお亡くなりになられた天野貴元先生、将棋を愛してやまない方だったといいます。

ご冥福をお祈りします。

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