中谷潤人vsモロニー、ヘイニーvsロマチェンコなど【結果と感想】

ボクシング・格闘技

昨日21日、ラスベガスのMGMアリーナでの興行。

メインイベントはヘイニーvsロマチェンコ。ライト級の4団体統一王者を懸けた戦いだ。

中谷は前座での登場となった。対するはアンドリュー・モロニー。

WBOスーパーフライ級のベルトを懸けた一戦。アンドリュー・モロニーは井上に負けた後、

この前バンタム級のWBO王者になったばかりのジェイソン・モロニーの双子の弟になる。

中谷vsモロニー 

中谷がアッパーを頻繁に織り交ぜ、終始優勢に試合を進め、2度のダウンも奪うなど、

このまま危なげなく判定で試合に勝つかなと思った12ラウンド、まさかの幕切れだった。

衝撃的な左のオーバーハンドブローで中谷がモロニーをKO。

中谷のフライ級に続くスーパーフライの世界二階級制覇になった。

ズドン。いやもう凄い音でしたね、中谷のフィニッシュブロー。

モロニー死んだんじゃないのかと思うほどの破壊的なパンチでした。

12ラウンド目の、試合終わるまで残り20秒ですよ。

僕は完全に判定に行くと思ってました。たぶん観てた人のほとんどがそう思ってたはず。

そしたらまさかの、衝撃的なKO。なかなか見れない勝ち方です。

最後の最後まで気を抜かず、判定なんて狙ってないという中谷の強い気持ちを勝手に想像しました。

勝利後にはスーパーフライでの統一戦を希望しているとかで、

ぜひ実現して勝ってもらいたいと思いました。

ですが群雄ひしめくスーパーフライ、

エストラーダにロマゴン、井岡一翔にルンヴィサイ、ジョシュア・フランコに

フェルナンド・マルティネス、そして田中恒成。ビッグネーム、強豪がたくさん。

ここで勝ち残ったらまじで凄いことになりますね。

井上尚弥の次、ネクストモンスターの称号も伊達じゃなくなります。

中谷選手にはビッグファイトを実現してもらってぜひ勝ってもらいたい。

中谷選手にはそれだけの実力があると思ってます。

僕は個人的には今の日本のトップ3は井上尚弥選手、拳四郎選手、そして中谷選手だと思ってます。

ですが今のままではエストラーダ、ロマゴン相手には厳しいのも事実。

モロニーには危なげなく勝ちましたが、これから上の相手はパンチの正確性もコンビネーションも

パンチ力も段違いになってきます。

中谷選手はビッグネーム相手にもいい勝負すると思いますが、かなり大変な試合になるはず。

それくらいのタレント揃い。中谷選手が強いのは間違いない。でも相手も強い階級。

どうなるか見守りたいです。

ヘイニーvsロマチェンコ 

どっちに転んでもおかしくなかった接戦をヘイニーがものにした。

両者動きは速いが、手数が少なく、審判によって見方がわかれる試合だなと思ったが、

3者ともヘイニー支持。僕は僅差でロマかなと思いましたが…。残念でした。

ロマチェンコってアメリカでの判定強くないですよね。そんなイメージが勝手にあります。

たしかロマチェンコのテオフィモ・ロペス戦もどっちに転んでもおかしくない接戦でしたが、

審判にそっぽを向かれ敗けました。

ロペスもヘイニーもアメリカ人ですよね。ホームディシジョンが決して無いとは言えない

ボクシングですからね、うーん。すっきりしない結果(ごにょごにょ…)

いやでもヘイニーvsロマチェンコ、

ヘイニーは序盤からボディーを的確に混ぜていい感じでしたが、全体的に手数が少なすぎでしょう。

あんな消極的な姿勢で勝ちってなっても僕は納得できないですね。

でもロマチェンコも手数では勝るもののほぼ手だけのパンチといったような、腰の入ってないパンチ。

ポイントは取れても倒せはしない、そんな戦い方でした。(まあポイントも取れてないんだけど…汗)

まあ両者ともディフェンスが上手い選手なので見合っちゃったという感じですかね。

ハイレベルな戦いでしたが、いまいち面白くない試合でもありました。

ブーイングが出るのも頷ける。試合展開に対してのブーイングか、ヘイニー勝利に対しての

ロマチェンコ支持のブーイングかまではわかりませんが。

あとヘイニーは勝利者インタビュー聞いたけど、人気ないというのもわかるくらい、

なんか早口でおどおどしてて、きょどってるというか、かっこ悪かったですね。

ヘイニーは話し方矯正したほうがいいかもしれない、というのは言い過ぎか。

ロマチェンコは階級下げたほうがいいですね、ぶっちゃけ。

ヘイニーにもロペスにもフィジカル負けしてましたし。

でもタンク・デーヴィスもいるし、ライアン・ガルシアもいるし、シャクール・スティーブンソン

もいるし、ライト級、お金を考えればまだまだ美味しい相手がいるのも事実。

でも個人的にはもう歳だし、またベルト奪取して、万全の力が出る階級、

スーパーフェザーでやったほうがいいと思いますけどね。

その他 田中恒成vsパブロ・カリージョ

同じく21日、井岡一翔に負けた以外負けなしの田中恒成選手のスーパーフライでの試合、

コロンビアのWBC13位パブロ・カリージョ相手にTKO勝ちという結果だったようです。

ダウン敗け無しの相手にダウンを取って、TKOで勝ち切るのは素晴らしい。

田中選手もスーパーフライの王者を虎視眈々と狙っているようす。

ぜひ4階級目の制覇を成し遂げてもらいたいところです。

中谷選手の強力なライバルと言えますね。

いやーこのスーパーフライ級、面白くなりそうです。

軽量級では随一のネームバリューのある選手が揃っている階級。今後の展開が楽しみです。

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