【ボクシング】スペンスvsクロフォード ドネアvsサンチアゴ 結果、その他PFP雑感【頂上決戦】

ボクシング・格闘技

スペンスvsクロフォード 結果・感想

こんにちは、ゴリラです。

日曜日の試合、スペンスvsクロフォード、ウェルター級ボクシング頂上決戦が行われました。

ボクシングでも最も層が厚いと言われる中量級の花形ともいえるウェルター級。

パッキャオやメイウェザーもウェルター級でした。

その頂点に現在君臨する無敗王者同士スペンスとクロフォードの対決。

クロフォードが良いパフォーマンスを見せて勝った場合は井上のPFP1位を脅かすだろう

と想像していました。ゴリラの試合予想は僅差でクロフォードがスペンスを上回り、KO勝利

もあるだろうというものでした。

しかしなんと……

結果はクロフォードの圧勝!!

僅差の勝利なんてもんじゃない、試合を完全支配して、クロフォードがスペンスを

9Rでストップしました。

1Rはスペンスがとったかなと思いましたがあとは全部クロフォードのラウンドでした。

パンチ力もスピードもクロフォードのほうが上。

加えてどんな角度からでもガードをすり抜けてクロフォードのパンチが飛んでくるし、

ジャブでもダウンを奪うなど威力抜群。2Rのダウンシーンなんて右ジャブですよ。

もはや右利きなのか左利きなのかもわからない、両構えのできるクロフォードだから

おそらく右ジャブがストレートのように重いんでしょうね。

そして何よりも、というか最も特筆すべきはスタッツに見るクロフォードの

ジャブとパワーパンチのヒット率です。

これがやばい。

boxingscene.comによるとスペンスのジャブのヒット率は11%、パワーパンチは34%でした。

それに対してクロフォードはジャブが42%、パワーパンチが60%。

トータルでクロフォードは50%のヒット率。スペンスはトータル20%。

50%って、2回殴ったら1回はしっかり相手を殴れてるわけです。

ボクサーのガードって固められたら攻略するのは難しいですよね。

スペンスだってガードが下手というわけでもない。

それを滅多打ちですよ。もはやガードがないようなもの。

井上vsフルトンでもフルトンを右ストレート一発で終わらせた井上ですが、

こちらもboxingscene.comによると、

フルトンはジャブとパワーパンチ合わせたトータルパンチ、21%のヒット率。

井上でトータル30%のヒット率。

いかにクロフォードのトータル50%が異常かわかるかと思います。

こんなガードを無効化したような試合は世界戦ではめったに観れるものではありません。

それがボクシング頂上決戦、PFP1位を決めるような、リング誌認定PFP3位vs4位(当時)

の試合で起こったんです。これは事件ですよ…ほんと。

そりゃスペンスの顔があんなに腫れるわけだ…。もう滅多打ちだ。

僕は試合を観た後のショックでブログ2日間書けませんでした笑

今日日本時間で8月1日、リング誌のPFPランキングが更新され、1位をクロフォード、

2位井上、3位ウシクという結果になりました。敗れたスペンスは6位に後退。

井上は変わらず2位ですが、これにはわたくしゴリラも同意せざるを得ない。

井上のvsフルトンのパフォーマンスも凄かったが、クロフォードがvsスペンスで見せた

パフォーマンスはその上を言ったと言わざるを得ない。

僕も井上ファンなので、クロフォードのパフォーマンスは嬉しい悲鳴といったところです。

しかしクロフォードにはネームのある対戦相手候補がまだいるのがうらやましいですね。

なんでもスペンス戦のインターバル、リングのコーナーから客席にいたスーパーウェルター級

統一王者チャーロをクロフォードが挑発していたらしいです。

両者の対戦も近い将来十分ありえる。ウェルター級にだっていずれも無敗の強豪

ジャロン・エニス、ヴァージル・オルティス、スタニオニスなどががいますし、

PFP1位を維持するのに十分な好敵手が揃っています。

これは今後もクロフォードが1位を維持し続けるのかもしれません。

井上だって、アフマダリエフがタパレスに負けずに無敗のままだったなら、

さらに世界のボクシングファンの期待が高まったでしょうし、勝った場合再度PFP1位

を奪取するチャンスもあっただろうに…残念です。

次の年末タパレス戦に勝つことが大事ですね。そしていかに勝つかも大事になってくる。

しかし、今後PFPでクロフォードを超えるためには井上尚弥にはさらに信じられないような、

フェザー級、スーパーフェザー級に進出して目覚ましい活躍を見せる必要があると言えるの

ではないでしょうか。これは苦難の道ですよ…ほんと。

もちろん全力で応援します。とりあえずスーパーバンタムを制することに集中するべきですね。

PFP1位はあまり気にしないほうがいいかもしれません。時と運もあることですし。

ドネアvsサンチアゴ 結果・感想

ドネア敗けました…。悲しい。

僕はドネアのKO勝利を信じていましたが、サンチアゴ普通に強かったですね。

ドネアも40歳ですし、対するサンチアゴは27歳、脂ののった歳です。

相手も強かったし、ドネアのほうが衰えたのかもしれません。

ドネアが井上尚弥とのファーストマッチでの力、あるいはウバーリやガバリョをマットに

沈めたときの力が出せていたなら、勝てない相手ではなかったと思います。

しかし蓋を開けてみればドネアがとったラウンドはひとつかふたつという、ワンサイドゲーム

になりました。相手のほうが始終的確にパンチを当てていましたね。

サンチアゴ、恥ずかしながら僕は彼の試合を観たこともないのにドネアが勝つと妄信的に

信じていましたが、このサンチアゴ、戦績をみるとアンカハスとスーパーフライ級でドロー引き分け、

アメリカの強豪ゲイリー・アントニオ・ラッセルには僅差の判定負けはしたものの、

井上尚弥が昔倒したカルモナとニエベスにも直近の試合で勝っています。

かなりの実力者でした。老齢のドネアには厳しかった…というのが現実のようです。

アンカハスといえば次戦井上拓真選手の持つWBAバンタム級タイトルに挑戦する予定のようですが、

拓真選手、アンカハスは一筋縄ではいかないだろうなと思います。

アンカハスが階級を上げてどうなるかというところですが、スーパーフライのときのパフォーマンスを

バンタムでも発揮したら、拓真選手が敗ける可能性も高い、と僕はみています。

なんだか悲しい話ばっかりになってきちゃいました。

井上尚弥とクロフォード、時代を代表するボクサー達の圧巻のパフォーマンスを観ることができた、

こんなに喜ばしいことがたくさんあったボクシングウィークなのに、なんだか湿っぽい終わり方

になってしまいました笑

まあ今日はこのへんで、またです!

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