【アニメ】サマータイムレンダ観たので感想【ネタバレあり】

漫画・アニメ

1週間前までサマータイムレンダという漫画とアニメがあることを知らなかった。

僕がサマータイムレンダを知ったきっかけは、

ゲーム、メタルギアシリーズの生みの親、小島秀夫監督のツイート。

なんやめちゃ面白いらしい。

僕はメタルギアシリーズをやって育ったので小島監督のファンなわけで、

あのセンスのいい小島監督の勧めるアニメはどんなもんだろうと興味津々でした。

たまたまアマゾンプライムにサマータイムレンダがあったので、観てみることに。

で、これが、めっっっっっっっっっっっっっちゃ、

面白かった。

全25話。小島監督は10話まで観て面白かったのでツイートしたみたいだけど、

僕は10話目くらいから尻上がりに面白くなっていった。

初めはただただ怖くて、こんな怖いアニメ見たの初めて…なんて思っていたけど、

怖さが取れてきたあたりで、怖さが半端じゃない面白さに気づけば変わっていた。

いやでもまずね、怖いんですよ。このアニメ。

ホラーなんです。

で、また、主題歌とエンディングソングが不気味なんですよ。

だからまじで初めは背筋ぞくぞくしながら観てましたね。

それがだんだんと角がとれていき丸みを帯びるように面白さが全面に出てくる。

すごいよく出来たアニメだと思いました。

まだ原作は未読なので、今日はアニメの感想になります。

がっつりネタバレしていますので未視聴だし、これから観る予定という方は、

これ以降の文章を読まないでくださいね。

別にネタバレしててもいいよ、観る予定ないしって方はお進みください。

ただ、覚悟してくださいね!

(なんの覚悟や)

サマータイムレンダとはどんなアニメ?

田中靖規さんが少年ジャンプ+に2017年~2021年にかけて連載していた同名漫画のアニメ化です。

和歌山県和歌山市の離島、日都ヶ島(ひとがしま)を舞台に繰り広げられるSFサスペンス。

日都ヶ島は架空の島ですが、モデルとなる島(友ヶ島)は存在するようです。

SFサスペンスなんですよね。

まずSFというのはタイムループ物なんです。

加えて謎が謎を呼ぶミステリー仕立てになっていて、主人公たちは何度も命の危険にさらされます。

観ててハラハラでした。まじでサスペンス。

とくに単にループして同じ開始地点に戻るわけじゃなく、

微妙に開始の時点が遅くなっていくという設定が物語に歪みと展開を生みます。

しかも敵も一緒にタイムループするから、主人公ワンサイドの、知識があるという有利を取れない。

主人公たちと敵に常に駆け引きが存在するんですよね。

これが物語にとても良い緊張を生んでいると思いました。

正直、和歌山の田舎の島という狭い世界を舞台にして、作者の想像力だけでこれだけの

物語と世界観を提示したのは凄いと思いました。

まさに脱帽。

キャラデザ・脚本・作画・演出どれも良いとツイートした小島監督の言葉も間違いなかったです。

自分もこれだけ物語に入り込めるとは思っていませんでした。

ラストシーンの解釈

最後、慎平と潮が浜辺で「たこ焼きなんぼでもこうちゃる」って約束したことを思い出すシーン。

ここは観た人によっても解釈が分かれるシーンじゃないかなと思います。

つまり彼らは記憶を思い出したのか、はたまた断片的な記憶なのか、

あるいは思い出したとは言えない状態なのか、というところで。

たこ焼きの件は山奥の旧病棟の狭い壁に、潮に影になって入ってもらって

扉を開けてもらったお礼だと慎平は言います。

二人ともその約束をした場所、約束の内容を覚えているということはどこかに記憶はあるという

ことになります。

ですがすべてを思い出した、あるいは断片的に思い出したという状態ではない、と僕は思います。

たまたまそのくだり、たこ焼きのセリフや、狭いところに入った、ということだけを

たまたま二人が同時に思い出しただけであって、それ以上の記憶はおそらく無いのでは、

というのが僕の感想です。

というのも、このラストシーン以前に、慎平は平行世界であった色々なことを思い出していますが、

どれもまとまった、一筋の物語を伴った記憶ではありませんでした。

例えばひづるの正体を知っていたり、ハイネを見て「よかった」と言うシーンなど。

慎平自身、断片以下のわずかなかけらのような記憶は思い出しますが、

過去の記憶を思い出したとまでは言えない状態です。

それの延長線上にたこ焼きのくだりがあると考えれば、

これも彼ら2人は完全に記憶を得たわけではない

ということを示唆していると思うわけです。

ラストシーンは視聴者サービスのようなもの

本編の平行世界で起きた物事をエンディングの登場人物がまったく知らない状態で

エンディングを描いてしまっては、やはり味気なさすぎます。(というのが僕の意見です)

なのでところどころ、慎平や潮が思い出すように、平行世界の記憶を取り出すことで、

本編とエンディングにリンクのようなものが生まれますよね。

これが観ている人の満足感を高めると思うんです。

やっぱり25話目に、24話までのストーリーがほんとに意味を成した結果、繋がったんだという

痕跡が、あってほしいという視聴者の願望があると思うからです。

視聴者に慎平と潮に記憶が戻ったかどうかを考えさせる余地を残す。

こうすることで作者の考え方の押し付けにも、安易な結末にもならず、

視聴者が自分で独自に解釈することができます。

加えて僕たちが観てきた本編の内容も報われる。

僕はとても良い終わり方だと思いました。

最後に

実は僕はアニメってあんまり観ないんですよね…。

どちらかというと漫画派なんです。だから漫画は読むけどアニメは未視聴ってすごい多いんです。

でも今回はアニメから入りました。

原作も読んでみようとは思っていますが、アニメから入ってよかったなぁと今では思います。

さて次はなんのアニメを観ようか。

アニメのおすすめいただけたら嬉しいです。どしどしコメントください。

では今日はこのへんで、また!

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