堤駿斗vsジョー・サンティシマ【結果】

ボクシング・格闘技

今日31日、ABEMAボクシングチャンネルで無料中継された

『LIFETIME BOXING FIGHTS 14』

メインイベントはOPBF東洋太平洋フェザー級王座決定戦、

堤駿斗vsジョー・サンティシマの一戦。

国内最速、デビュー3戦目での東洋太平洋王者を懸けた戦いだった。

結果から言うと、堤の完勝。

アウトボクシングでサンティシマをきっちりスクールし、ほぼ何もさせなかった。

正直もうちょっと苦戦するかなと思ってました。

堤は初の12Rだったし、相手のサンティシマは2020年にスーパーバンタム級の世界戦で

絶対王者だったエマヌエル・ナバレッテに挑戦し、11RTKO負けしています。

ナバレッテもサンティシマも大振りなので、たぶん両者腕をぶんぶん振り回す試合

だったのではと推察しますが、ナバレッテ相手に11R持ったサンティシマは

侮ることができないと思っていました。サンティシマが強いというよりかは、

それだけナバレッテの評価が高かった。

そんな対戦相手サンティシマは22勝のうち19勝がKOとパンチのある選手。

ですがサンティシマを堤は持前のスピードで的を絞らせず、

ジャブとボディ打ちで完全に塩漬けに。たまにいいパンチもらいましたが、

堤にサンティシマのパンチはほぼ当たっていなかった。

逆に堤はサンティシマ相手にダウンこそ奪えなかったものの、ときおり

ボディ打ちが効いている様子はありました。

そして凄かったのが最終12ラウンド。初めての12Rということでスタミナが不安視されたなかで、

堤はギアを一段階入れ、さらに相手を打ちのめしました。

感想

KO勝ちしたいと言っていた堤選手の願いは叶いませんでしたが、

この勝利と勝ち方は決して悪くないものです。国内最速3戦目での戴冠には僕はあまり

興味がありませんが、アウトボクシングはとてもうまい。

これだけの相手に3戦目のキャリアでやってのけるのだから世界を獲れる可能性は大きい。

これからも無理にKOを狙わず判定勝ちでもいいかもしれません。

いやね、僕も堤選手にKO勝ち期待していましたよ、やっぱり。

でも選手のプレイスタイルにもよると思うんですよ。

アウトボクサーでKOアーティストってのはあまり聞いたことがありません。

判定でもしっかり試合を支配して勝つことは凄いことです。

KO獲れる選手のほうが人気が出るのも事実ですが、それにこだわって自分のボクシングスタイルを

見失ってしまっては元も子もないですし、堤選手は堤選手のスタイルで勝負していっていいのでは

と試合を観て思いました。

それに堤選手の場合、対戦相手のレベルが高い。

デビューしたばかりのボクサーの対戦相手ではないような選手ばかりです。

KOするのは大変でしょう。

さて、東洋太平洋最速の記録を狙ったということは世界戦も早い段階で挑戦するんだろうか。

フェザー級の世界チャンプといえば、レイ・バルガス、ロベイシー・ラミレス、

ルイス・アルベルト・ロペス、リー・ウッドといったところか。

このうちロペスには次戦で日本の阿部麗也選手が挑戦することになっていますね。

楽しみです。

では今日はこのへんで。

堤選手勝利おめでとう!

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